京都・東山には、多様な伝統文化が存在しています。
しかし、実際に携わっている方から直にお話を聞く機会はあまりないのではないでしょうか。
そこで、今回は伝統的な庭を作る作庭家の方と祇園東のお茶屋さんのお話を聞く講座を開催します。
伝統文化は継承だけではなく、その時代時代に合うように常に進化が必要です。
そのためには、日ごろどのようなことを考えているのか、どのような取組みを行っているのか、など講師の思いを話していただきます。

 

第1回:庭園を見ながら知る 〜100年の歴史ある庭園の眺め方と作庭家の思い〜

【日時】平成25年9月28日(土)13:30~15:30(受付:13:10〜)

【講師】小川勝章さん(造園植治)

【会場】無燐庵 http://www.city.kyoto.jp/bunshi/bunka/murin_an/access/index.html

【内容】無燐庵の庭を作庭した七代目小川治兵衞さんを先祖に持つ講師の講演会と庭園観察会 ほか

【講師紹介】
小川勝章さん(造園植治)
1973年生まれ。高校入学時より父である11代小川治兵衞に師事し、立命館大学法学部卒業後、造園植治に入社。1級造園施工管理技士、京都精華大学非常勤講師、京都市DO YOU KYOTO? 大使。庭園に込められた思いの伝達に努める。
造園植治→http://www.ueji.jp/

 

第2回 お茶屋の女将さんに聞く〜華やかさとともにある花街の歴史と日常〜

【日時】平成25年11月30日(土)13:30~15:30(受付:13:10〜)

【講師】富森れい子さん(お茶屋富菊)

【会場】観亀神社 http://www.kamimoude.org/jinjya/kyoto-city/higashiyama/hi-kannkame/chizu.html

【内容】花街 祇園東にゆかりのある神社でのお茶屋3代目女将の講演会と境内散策 ほか

【講師紹介】
富森 れい子 さん(お茶屋富菊)
祇園東のお茶屋「富菊」三代目。 同志社大学法学部卒業後、米国ラトガーズ大学院にてM.F.A.取得し、裏方として家業を手伝う傍ら、照明を中心に舞台芸術全般に携わった。2007年両親没後はお茶屋・置屋に専念。 花街文化を守りつつ、芸妓・舞妓の伝統芸能を海外に広め、京都観光の一助となることを願っている。

 

<以下、両日とも>

【定員】各20人(先着順)

【対象】伝統文化に興味関心のある方、伝統文化に関わる発想や実践を市民活動に生かしたい方

【参加費】各500円(資料代)(※参加費は当日会場にてお支払いください)
(※1回目では、参加費の他、無燐庵入場料:400円、抹茶代:300円(菓子付)を別途お支払いいただきます

【申込方法】
電話・ファクス・メールまたは Facebookダイレクトメッセージにて、「1.お名前 2.電話番号 3.電子メールアドレス」を主催者までご連絡ください。

【問い合わせ先】
(TEL)075-541-5151(FAX)075-531-4971
(E-mail)higashiyama.ikisen@npo-net.or.jp
(Facebookページ)www.facebook.com/higashiyamaCDS

【主催】京都市東山いきいき市民活動センター(指定管理者:特定非営利活動法人きょうとNPOセンター)